昨日、予定の時間より少し早めに着いてしまった ウロウロしていると、古本市をしていた ムクムクと野次馬根性がわいてきた 見つけた! 『 花日記 』(白洲正子) 四季折々の花を活け、随所に随筆が載せてある 白洲正子は前から好きな随筆家 簡潔な文章が好きだ この本の中ですごく感銘を受けたところを抜粋してみよう 一期一会 前略・・・・・ お茶もお花も詮じつめれば、人間同士の付き合いにつきると思う。明日の生命(いのち)をも知れぬ武将らが、ひとときの和と静寂を求め、互いに起死回生の悦びを味わおうとした時間のなかにこそ、私の憧れはある。 若いころは理解できなかった「一期一会」という言葉が、ようやくわかりかけてきた。相手が人間だけとは限らない。花だって骨董だって、いまという切実な時間のなかにいる。 花日記 白洲正子著より 最後の一行、いい!と思いません?
by tousiroho
| 2008-01-25 16:33
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