人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 夏のおわり 老いた道 >>
ハス
孫たちは帰りました。

静かな生活に戻った午後、
本を読んでいたら、ハスが出てきました。
今年のハスと本の抜粋を。
ハス_d0078481_15223067.jpg
        
『 花のかんばせ 』
花のように美しい顔を『花のかんばせ』という。
「顔ばせ」の転。玄宗皇帝は楊貴妃を亡くして慟哭、
「芙蓉」を見てもヤナギを見ても、楊貴妃の顔に見えたという。
この詩の「芙蓉」はハス。
  芙蓉は面の如く 柳は眉の如し
  此れに対して 如何ぞ涙垂れざらん   白居易「長恨歌」

『一蓮托生』
一蓮托生とは極楽往生をとげたあと、
一枚のハスの葉の上に仲良く身を託すこと。

『蓮花の水に在るが如し』
泥田に生いるハスが
泥に染まることなく美しい色の花をつけること。
転じて、世俗の悪とは無縁の人。
                          

                       幻冬舎 「花とみどりのことのは」より


ハスは大好きな花ですが、
まだまだ知らないことが多すぎます。
by tousiroho | 2007-08-19 15:29 |
<< 夏のおわり 老いた道 >>